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院生インタビュー

アクセスの良い都心、最新の設備と施設、研究を支援する様々な制度、充実の講師陣、まさしく理想的な環境があります。

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理想的な先生がいること、それが入学理由でした。

私は、子どもの手が離れ自分の時間が持てるようになったら、また改めて大学で勉強をしたいと考えていました。
特に株式投資に興味があったので、投資にまつわる意志決定などの心理を学びたいと思っていました。

立正大学大学院を選んだ理由は、各方面で活躍されている数多くの講師陣、そして同じキャンパス内で行われている経済学研究科の授業にも出席できる点でした。

また、その中でも特に基礎研究を基盤としながらも社会で即応用が可能な井田先生のご研究に、大きな興味を感じて入学を決めたのです。

実際に入学してみると都心で交通のアクセスもよく、図書館、パソコン、インターネットなど最新設備が完備されていて、研究環境としては、とても理想的な環境でした。

ゼミでは井田先生や先輩方から厳しくも暖かい指導を受け行動心理学を学んでいます。
また、いろいろな研究が行われていてるので、実験の被験者として参加したり、勉強会に参加させていただいたりしながら、とても楽しく勉強させて頂いています。
社会人の学生も多く、マーケットリサーチやコンサルティング関連の仕事をされている先輩方からは、実践的なアドバイスを頂けることもあり、とても助かっています。

ビジネスで、生活で役立つ心理学の研究。

ゼミでは現在『メタ認知』をテーマに研究を進めています。
近年、教育心理学などでも学習力を支える力として注目されているメタ認知ですが、自らの認知過程をひとつ高い次元から認知するという概念であり、モニタリング(チェックと評価を通して省察する力)、コントロール(計画や方略を修正しながら調整する力)、メタ認知的(方略・人間・課題についての知識)という3つの構成要素からなると考えられています。

つまり人が何かを学ぼうとするとき、その課題と自分にあった計画を事前に立て、自分自身の認知活動を客観的に振り返りながら評価し修正していく能力ということです。メタ認知とIQとの間には関連はなく、訓練によって伸ばせる能力というところがメタ認知の大きな魅力です。

メタ認知研究は教育現場ばかりでなく、仕事や日常生活における問題解決や意思決定などあらゆる面において応用できる汎用性の高い研究であると言えるでしょう。
私自身、ここで学んだ知識や思考法をビジネスに、生活の場面に幅広く活かして行きたいと思っています。

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リサーチ・クエスチョンを持って。

研究への情熱――それさえあれば、充実した研究活動をおくることができると思います。
自分自身の探求したいテーマ、興味ある物事に対してリサーチ・クエスチョンを持ってさえいれば、学びのフィールドとして最適な場が、ここにあります。

現在、脳波に関するERNについて、研究を進めています。

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立正大学から筑波大学、そして再び立正へ。

私は立正大学で学部生として4年間を過ごしました。そのときは、篠田先生のご指導のもと、発達障害児・者の支援と生理心理学的手法を活かした評価方法などについて学んでいました。

立正大学卒業後、筑波大学大学院体育研究科に入学しました。筑波大学大学院では、運動学習の心理学について勉強し、文字を書くなどの描画技法の習得方法について研究しました。修士号取得後、学部生のころに行っていた研究に心残りがあり、立正大学大学院心理学研究科博士後期課程に戻ってきました。

筑波大学のように、広大な土地を有する総合大学で、大学内で生活し、研究に専念できる雰囲気も好きでした。しかし立正大学のように、都心に位置するコンパクトな大学も、アクセスが良いという利点があります。そのため他の研究機関に勉強をさせてもらいに行ったり、学術大会や勉強会などに参加しやすく、刺激的な大学院生活を送ることができています。

「あ!失敗しちゃった!!」の研究?

「間違った方向の電車に乗ってしまう」、「運んでいたお茶をこぼしてしまう」など、日常生活には失敗が付きものです。私はそのような失敗(エラー)に関連する脳活動の研究をしています。

人はなるべくエラーを起こさないように生きているので、「エラーなんて研究して何になるの?」と思われがちですが、エラーは私たちにとって意外と重要なんです。例えば、ダンスの振り付けを覚えようとするときに、一回で覚えることのできる人は少ないでしょう。
何度も何度も練習して覚えていくわけです。この練習で重要なのが、「どのように違っていたか」などのエラー情報です。エラー情報があってはじめて修正することができます。つまりエラーの研究は、エラーが起こってそれを修正するまでのプロセスと考えることができ、その中間に位置する自分の動きを観察しエラーを発見(検出)する行動モニタリングの研究も含まれます。

このようにエラーに関する研究からさまざまなことが推測されます。したがって発達障害児・者の支援の中で、エラーに関連する脳活動を評価することによって、彼らの理解につながることも多いと思われます。臨床的にも利用できるようにエラーと行動モニタリングの研究を進めています。

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さまざまな貴重な体験。

卒業論文で行った研究でいろいろな経験をすることができました。一番の思い出が、ドイツのベルリンで行われた国際心理学会でポスター発表をしたことです。私の名前は、自動車メーカーと同じ名前であることから、いろいろな国の人から声をかけられ、英語力が足りないながら活発な議論をすることができました。

また国際学会の話とは別ですが、私が滞在していたホテルの前の通りが、心理学の父と称されるヴントに由来する“Wundtstrase”であったことは、驚きであり、感動しました。ヴントに出会えたことは偶然ですが、学会会場では、教科書で目にするMichael Posner先生やエラーに関する研究の大家であるWilliam Gehring先生などの生の講演を聞くことができました。

他にもドイツに短期間滞在したり、国内の研究機関や大学で研究生やリサーチアシスタントをやったりと豊かな経験ができています。

発達障害児への療育から学んだこと。相手の立場に立てる臨床心理士を目指して。

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より深く学ぶために、心理学部から大学院へ。

私は立正大学心理学部で福祉心理学、軽度発達障害について勉強をしてきましたが、より深く理解し、また臨床心理士となって現場で支援をすべく当大学院へと進みました。

現在、私はボランティアとして福祉施設で自閉症などの広汎性発達障害やADHDなどの軽度発達障害が認められる子どもたちに対しての療育に参加しています。

母親と一緒に絵を描いたり、積木で遊んだり、ゲームを楽しむことで、子どもたちの発達を促進させるばかりでなく、こうした発達に問題のある子どもに、いかに対応するかを母親自身も学ぶことができます。

また、当学内に設けられている心理臨床センターでカウンセリング実習を行うことで実際の患者さんへの対応を学ぶこともできます。さらに、その後の教授による細やかなご指導により、自身のカウンセリング技術を磨くことが出来ます。

軽度発達障害について。

軽度発達障害については、子どもの年齢や状況によって診断が曖昧になってしまうこともあり、積極的な研究が求められている分野のひとつであると言えるでしょう。
私自身、そうした子どもたちと接する中で、もう何度も会っているのに、まだ私が誰なのか認識していないのかな、という感覚を覚えたものでした。
母親ともコミュニケーションが取れない子どももおり、当初は、そんな子どもたちに困惑させられてしまったものです。

しかし、やがて周囲の接し方に工夫が必要なのでは、と感じるようになりました。
接し方を変えて、より密接に、あるいは物事を根気強く、繰り返し教えることなどにより、子どもたちが徐々に私を認識できるようになりました。
こうして子どもたちの心の内側に触れられるようになると、彼らがとても純粋な心を持っていることに気付きました。
この子どもたちのために、私が学んだ知識が役に立つのなら、それは、どんなに素晴らしいことなのでしょう。 そして同時に、逆に専門家の目線で見てはいけないのだ、ということも実感しました。

発達障害のある子どもたちや親御さんに対して、いくら専門用語を並べても意味がないのです。
こんな時はどうしたらいいのか、どう接して、どんなふうに対処すれば良いのかなど、もっと相手の目線や立場に立ってアドバイスをすべきだと思いました。もちろん専門知識は必要ですが、そうした対応が出来ることこそが本来求められている支援の有り方なのだと私は思っています。

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リエゾン・コンサルテーションを目指すには理想的な環境です。

立正大学院が理想的なのは、学内に心理臨床センターがあるということです。そこではカウンセリングに関する多くの実習経験を積むことが出来ます。

さらに学内に他領域の先生方が、数多くいらっしゃるということも大きな魅力です。近年に必要視されているリエゾン・コンサルテーションを実現するためにも、こうした他領域の先生方が身近にいることは、とても理想的であると言えるでしょう。

私自身も、そんな立正大学に進学できたからこそ、自分が歩むべき道が見つかりました。
こうした特徴のある大学、そして大学院は、なかなか見つからないと思います。

現在のところ、将来は発達障害児と関わる仕事に就けたらと考えていますが、2年時の実習は将来を考える良い機会となると思います。医療・教育・福祉領域での実習を通して、幅広い分野への興味を持てたらと思います。