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佐藤 秀行 助教
Hideyuki Sato ![]()
さまざまな視点から”こころ”について学んでみましょう

「“こころ”ってなに?」と尋ねられたら、みなさんはどう答えるでしょうか?
では、「“こころ”はどこにあるの?」と尋ねられたら、みなさんはどこを指さしますか?
こんなにも身近にあるにもかかわらず、「“こころ”ってよくわからない」と思っている人も多いと思います。「よくわからない」ということは「わかりたい」という気持ちと裏表です。
心理学ではこれまで、“こころ”はどんなものか、どのように働いているか、どうしてそのような“こころ”をもつようになったのかなど、さまざまな視点から研究がなされてきました。心理学者たちの研究は、みなさんと同じように「よくわからないから、わかりたい」という素朴な気持ちから出発しました。
授業ではそのような気持ちを大切にしながら、“こころ”について知るための心理学的な方法を一緒に学んでいきます。それらは、とても専門的で難しそうだったり、臨床心理学とは関連がないように感じるかも知れませんが、ひとつずつ理解していくと、とても興味深いものになってくるはずです。
そして、“こころ”についてのさまざまな視点を学ぶことで、自分や他者の“こころ”の見方や考え方が広がり、しなやかになっていくと思います。
さあ、臨床心理学を学ぶ上で必要な基礎力を学んでみましょう。
現在の研究のテーマ
- 樹木画法
- 心理査定法
どんな研究なの?
「樹木画法」は、樹木の絵を描いてもらう心理検査です。
みなさんはどんな木を描くでしょうか?
幹が太くて、緑が生い茂った木を描く人もいれば、細い幹に木の葉が1枚もない木を描く人がいたり…
樹木のイメージも、その描き方も人それぞれ違い、同じ木は一つもありません。そんな樹木の絵には、その人の性格や気持ちが表現されます。
樹木画法を通してその人を理解し、援助するための方法を研究しています。
その他にも、ロールシャッハ法などさまざまな心理査定法について分析と研究を進めています。
主な担当科目 
- 心理学基礎演習
- 心理学基礎実験
心理学基礎演習 1年生Ⅰ、Ⅱ期対象 必修科目
心理学の専門家がどのようにして心理学研究を行っているのかを、学生のみなさんに心理学の専門家になったつもりで体験してもらい、“こころ”を知るための心理学の方法を学ぶ授業です。日常に起きていることを心理学的に捉える視点や考え方を学んだり、これまでの研究を集めて理解する方法、自己表現の仕方などのスキルを習得することを目的としています。
心理学基礎実験 2年生Ⅰ、Ⅱ期対象 選択必修科目Ⅰ
“こころ”を測定するための実験的な手法について学びます。授業では、心理学の各分野の異なる5種のテーマから代表的・基礎的な実験を取り上げ、小グループごとに実験を計画し、実験・調査等により実際のデータを収集して、結果を報告する体験学習を行います。この授業を通して、心理学的なデータ分析方法、レポートの書き方などの習熟を目指します。
臨床心理学科の教員の担当科目は、2010年度のカリキュラム情報です。
アドバイス
心理学を通じて他者理解、自己理解を深めて
自分も他者も大切にできるバランスのよい人になることを、
目指して欲しいと思います。
学会、社会的活動など
- 日本心理臨床学会
- 日本描画テスト・描画療法学会
- 日本ロールシャッハ学会
- 日本カウンセリング学会
- 日本心理学会
最近の研究成果
- 「樹木画2枚施行法における樹木の大きさと友人関係との関連」(心理臨床学研究)
- 「セネストパチーを呈した老年期男性のロールシャッハ反応」(筑波大学臨床心理学論集)

